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とがったデザイン△、機能性は◎ 三角屋根の鳥小屋づくり

posted: 2016.08.13

いくつになっても宿題を終わらせるのはなかなか大変。でもこの夏の宿題は、充実感たっぷりでした。なにかというと、夏休みの宿題でおなじみの工作です。つくるのは鳥小屋。廃材を使ったり、デザインにこだわってみたりと工夫をこらせば楽しいアクティビティーになりました。

「烏骨鶏いらんかね?」
隣の集落からのオファーが鳥小屋づくりのきっかけでした。
ほしいです!と即答したものの、ミラノシカには苦い思い出があります。昨年、飼っていた2羽の烏骨鶏が、野生動物に連れ去られてしまいました(涙)。ぐすん。

新居を待つ烏骨鶏たち。名前は「ぼんぢり」「すなぎも」「てばさき」が候補です

新居を待つ烏骨鶏たち。名前は「ぼんぢり」「すなぎも」「てばさき」が候補です

二の舞は避けるためにも、しっかりした小屋を作ろうと鳥小屋マイスターに相談。廃材を利用した木工が得意で、とりわけ味のある鳥小屋づくりに情熱を燃やす松田将吾さんです。
ちょっと手伝ってほしいなあと持ちかけたところ、目が輝き、お手製のわくわくさんメガネを着用して快諾!ワイワイしながら作ろうということでワークショップ形式になりました。

愉快な外見ですが、普段は豊前市のNPO法人「森の学校」の職員として、真面目に木工作業を教えています。ニックネームは「まっつん」

愉快な外見ですが、普段は豊前市のNPO法人「森の学校」の職員として真面目に木工作業を教えています。ニックネームは「まっつん」

まずは全体のイメージづくり。
①形は三角形(←ここ大事)を生かす!
②素材に使うのは廃材。物を乗せて運ぶときに用いるスノコ状の台「パレット」がメインに。
③寸法決め。1辺150CMの正三角形で、奥行きはコンパネ1枚分(180CM)。

デザイン案。三角形のモダンなお部屋です。

デザイン案。三角形のモダンなお部屋です。

ざっくりした大枠だけ打ち合わせておいたら、事前に、松田さんが三角形の木枠を組み立てて持ってきてくれました。仕事が早い!

さすがはわくわくさん

さすがはわくわくさん

ワークショップ当日の作業は、床板となる合板ベニヤ材を切って、三角形部分とつなげたり、ミラノシカの蔵に眠っていた建具を小屋のドアにリメイクしたりと、なかなか本格的です。参加者の皆さんと、工具を使って下穴を開けたり、ビスを打ったり。

準備段階。枠組みの間隔を調整中

準備段階。枠組みの間隔を調整中

慣れない道具の使い方を、丁寧に教えてくれるまっつん先生(左)。

慣れない道具の使い方を、丁寧に教えてくれるまっつん先生(左)

真夏の日差しを避けて休憩を取りながらも、作業はサクサクと進みました。広々とした空間が使えるのは田舎暮らしのメリットです。街中の住宅街だと、DIYってやりにくいんです。あんなものやこんなものが飛び散るし、汚れるし、うるさいし。もちろん、ご近所への作業前の声掛けは田舎、都会を問わずに必要です!

使わなくなった建具を扉にしちゃいます。

使わなくなった建具を扉にしちゃいます。

「捨てられそうなものを使って、こんなものやあんなものが作れると想像するのが楽しい」と廃材や不要になった建具をあえて使うのが松田さんの流儀。遊び心を即興で加えられるように、きっちりとした設計図は描きません。言葉通り、材料にほとんどお金をかけずに立派な鳥小屋ができちゃいました。

建具を使った側面は開閉式!ここを開ければ掃除がしやすく、機能性◎

建具を使った側面は開閉式!ここを開ければ掃除がしやすく、機能性◎

建具の上部には鍵

建具の上部には鍵

ものづくりの醍醐味って、自分のイメージをそのまま形にできること。規格に収まらない自由な発想が自分の手で形になるっていうのが、なんだかわくわくするんですよね。さーて、次は何を作ろうかなぁ。

小さな入り口は森のカフェみたい。

小さな入り口は森のカフェみたい。

※松田さんはジャンククラフトキャラバンというユニットを組んで作品づくりをしています。ホームページをご覧ください。