多面的機能支払交付金の書類作成支援サービス『CIOOCELL』を開発中です

多面的機能支払交付金の書類作成支援サービス『CIOOCELL』を開発中です

弊社では現在、多面的機能支払交付金の活動報告における、書類作成の支援ツール・サービスの開発に取り組んでおります。

CIOOCELLで実現(提供)すること

  • スマホを活用して、パソコンの作業を減らす
  • みんな使える、パソコンより簡単な操作
  • 現場で日報と日当の支払名簿を作成する
  • 日当支払の経理ミスを無くす
  • 領収書の簡潔な管理+AI で入力の半自動化

多面的支払交付金とは?
日本の農業政策の一環であり、特に農業が持つ多面的な機能を維持・向上させるために設計された支援制度です。農業は、単に食料を生産するだけでなく、環境保全、景観の維持、地域社会の活性化など、多くの公共的役割を果たしています。多面的支払交付金はこれらの機能を支援し、特に中山間地域や過疎地などの農業環境に焦点を当てています。
環境保全活動の推進:自然環境の保護や生物多様性の維持を目的とした農業活動。
美しい農村景観の維持:伝統的な農地管理や風景維持に努める農家への支援。
・地域社会の持続可能性の促進:過疎化が進む地域における農業の継続を支援し、地域コミュニティの活性化に寄与。

開発の経緯

私(代表:高橋)が現在住んでいる集落は12世帯で高年齢化による過疎が進んでいます。
その弊害として、農地の維持管理が難しくなってきています。 耕作する面積が減っている=遊休地(耕作放棄地)が年々増えてきています。

集落では以前解散してしまった多面事業を、令和5年度より私が代表として3年ぶりに再開しましたが事務作業がとても手間で、ITを生業とした私でも大変であと感じるならば平均年齢の高いこの事業において、このハードルの高さは想像できます。

実際にこのハードルによって継続を断念する組織が年々増えてきています。これは国内の農地維持の衰退に繋がる問題でありそれを解決するために、ITのリテラシーが高くなくとも簡単な操作で必要な書類を作成できるサービスを開発するに至りました。

現在の進捗・状況

現在は年度末(2025年3月)の書類提出までに間に合うよう、今年末をめどに一通りに機能が完成予定で進んでおります。
既に日報の記録や日当支払表の作成といった最重要の機能は実装しており、実際に数件モニターで使用していただいております(私の集落でも利用中です)。

同時に営業も行っておりますが、ある自治体さんでは開発中にも関わらず、高く評価していただいており、組織分を行政の予算で契約していただけるよう進んでおります(正式契約ができた折には、改めて発表いたします)。

弊社のサービスの強み

  • 多面の活動事業を実際に行なっている人間が開発しているため、同じく活動されている方々の課題が苦労を理解し、同じ目線でお話ができます
  • ご利用いただける皆様のご意見・フィードバックに柔軟に対応できます
  • 予算が少ない組織でもお使いいただける価格に考慮
    (組織・予算の規模に応じた変動性の価格設定を予定)

ぜひ、お問い合わせください

お問い合わせ→ https://miranoshika.org/contact
詳しい資料などは別途ご用意しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。

難しい面倒な事務作業を楽にして、一緒に日本の農地を守っていきましょう!